前回の更新からあっという間に一月半、お久しぶりでございます。

次の質問はヨガの効果について!

ヨガをすることで様々な効果が期待できますが、今回は身体的効果についてお伝えしていきます。

①柔軟性の向上

まずご参加いただく方にすぐ感じていただけるのがこれ!

柔軟性、つまり関節の可動域が大きくなることです。

 

例えば、「体、柔らかいですか?」と聞かれたら皆さん真っ先にやってみせる、立った状態での前屈。

床に手がつくかどうかを見がちですが、この動作のポイントは伸ばした手ではなく折れ曲がっている股関節部分!

股関節の屈曲とよばれる動作が前屈時には生じており、個人差はありますが一般的に0度~130度まで動きます。

この可動域、股関節周辺の筋肉が硬くなって十分な伸び縮みができなくなることで小さくなります。

(なお、余分なお肉が物理的に邪魔をして小さくなることもあります笑)

 

ヨガではポーズ(アーサナ)を行うことで全身の筋肉を動かし、伸ばしたり縮めたりすることでポーズをキープします。

繰り返しポーズを行ったり、一定時間キープすることで、筋肉の伸び縮みする機能が本来の状態に戻り、柔軟性が向上していきます。

②筋力の強化

ヨガのポーズは自分の体重を利用したトレーニング、自体重トレの要素も含んでおり、全身の筋力を強化していきます。

 

例えばこのブログのトップ画のポーズ。

牛のポーズ(ビティラーサナ)と呼ばれるポーズで、キャット&カウという動きの中の一部分でもあります

このポーズは四つん這いの状態から背骨を反らしていくのですが、まず四つん這いの状態をキープすることで、上半身を支える腕や体幹の筋肉が鍛えられます。

そして背骨を反らす、つまり首の後ろや背中、腰やお尻の筋肉を縮める力が鍛えられます。

 

このように一つのポーズでも複数の筋肉を動かしていくため、様々なポーズを行うことで全身を満遍なく鍛えることができます。

マシンやダンベルを使ったトレーニングのように重量を追加することはできませんが、身体一つでいつでもできること、動作に必要な筋肉がバランスよく鍛えられることから、運動初心者やスポーツ技能を上げたい方には特におすすめです。

③姿勢の改善

メンズヨガ名古屋に来られるお客様の多くが、姿勢についての悩みを抱えています。

例えばデスクワークが多い方は背中が丸くなる猫背、立ち仕事をしていると腰がつらくなる反り腰、スマホやパソコン画面を見ることで癖になるストレートネックなどです。

 

これまで柔軟性の向上と筋力の強化について説明してきましたが、この2つが合わさることで、日常生活で崩れてしまった姿勢を改善する効果が期待できます。

 

猫背の方の場合、主に胸と背中の筋肉に原因があります。

筋力と柔軟性のバランスが崩れることで、背中が丸い状態から動かすのが難しくなっているのです。

伸びて硬くなってしまった背中の筋肉を縮める筋力を鍛えて、縮んで硬くなった胸の筋肉の柔軟性を取り戻すことが必要です。

ヨガのポーズで胸や背中を繰り返し動かして伸ばすことで、猫背の改善につながっていきます。

 

また、ヨガのポーズにはバランスをキープするものもあります。

身体のバランスを意識すると、自然と正しい姿勢を保つための筋肉が鍛えられます。

日常生活で姿勢が崩れにくくなるため、姿勢からくる身体トラブルの予防にもつながってきます!

④血行促進

本日最後!

ヨガの身体的効果はこの血行促進に集約されるかもしれません。

 

みなさんは血行が悪くなる原因は何かご存じですか?

 

血行不良には様々な原因がありますが、同じ体勢を取り続けることで筋肉が疲労により硬くなり血液の循環が阻害され、それがまたさらに筋肉を硬くするという悪循環が挙げられます。

冷えやむくみ、肩こりなどの症状は血行不良によるものが多いです。

ヨガで体を動かし、筋肉の柔軟性を高めて血行を促進することで、快方に向かう場合があります。

そして全身の筋力が強化されることで正しい姿勢がキープしやすくなり、症状の再発を防いでくれるようになります。

 

また、ヨガに含まれる呼吸法が自律神経を整えて身体をリラックスした状態にすることで、血液の循環を促進する効果もあります。

以上、ヨガの効果って?~身体編~でした!

次回の更新は精神的な効果について。

早めにお話しできるといいですね・・・頑張ります💦